ケロシンドラァァイヴ!
という事で、個人的には液燃は灯油推しなワタクシです。
最近入手した OPTIMUS NOVAの操作スキルをキチンと身に付ける為に反復練習してますよ。
灯油(ケロシン)はガソリンに比べて比較的安全に扱え、コストも低いのが推しの理由。
モーターサイクル系の人なら燃料共有の意味でガソリンストーブに歩があるけど、自転車・徒歩ならその辺もお好みだよね~。
灯油には「臭い・煤が多い」というデメリットもあるけど、やっぱり私ガソリン怖いの(いろんなトラウマ。
ま、取り合えずプレヒート。
アルコールでのプレヒートだと太陽光の下では炎が見え難い。
よって私はジェットからチロッと燃料が滲む程度に一度バルブを緩める。
少しの灯油も燃焼し、赤火と若干の煤が上がり「火が付いている事」を視覚的に確認する。
プレヒートから本燃焼へ移行するプロセスが一番危険で緊張する。
火ダルマになった愛器をブン投げたり、蹴り飛ばしたり、消火活動に勤しんだ方も多かろう。
十分なタンク内の加圧と、バーナー部の加熱による燃料の気化、それから着火の為の種火を揃えてあげれば呆気無く燃焼するのだけど。
いつもと違う環境と条件では予想だにしない状態に陥る事もよく有る。
だからこその完熟訓練。
強風下でも練習しとかないとイケマセンね。
この辺の扱いに慣れておかないと「持ってる」だけで「使える」訳ではないという奥深い道具。
赤火状態の灯油は悪評通りもの凄い煤を撒き散らすので、ここでクッカー載せちゃダメ。
出来れば赤火を出さずに本燃焼に入れれば満点なんだけど、ケロシンドライヴだとここら辺の扱いが難しい。
力強い燃焼音と共に本燃焼に入れば煤は殆ど出ない。
OPTIMUS NOVAは意外に弱火も利く。
いずれ炊飯も練習してみよう。
今回はカップ麺と味噌汁(お昼ごはん)分の水をヒートエクスチェンジャー式のクッカーでボイル。
OPTIMUS NOVAの消化はちょっとユニーク。
燃料ボトルを180度ひっくり返す。
ポンプのボトルキャップ部の表示がOFFの面にする事で擬似的に燃料切れ状態にする。
消化の後はそのままボトル内の圧を放出。
フューエルラインに燃料が残る事もない。
液燃バーナーは一歩間違うと非常に危険な火器だし、ガスバーナーの方が迅速に安定した高火力を得る事が出来るのは否定しない。
でもこういう道具には効率だけで片付けられない得も知れぬ魅力が有る。
「いい道具に出会えたなぁ」と思える満足感は、単なる所有感とは次元の違う悦びなのは確かなのだ。
【おまけ画像】
今回灯油燃焼15~20分ほどで、クッカーの底面に煤は殆ど付かなかった。
時間よりも火力を上げたり下げたり、圧低下からの再加圧等を行うと煤の発生が目立つ、とは思っている。
OPTIMUS NOVAの、これまたユニークなギミック。
付属ツールに仕込まれたマグネットでクリーニングニードルを動かしジェットの清掃を行う。
添加物の配合量の多い赤ガス、煤の発生を伴い易い灯油での運用ならば、簡単なクリーニング方法は有りがたい。
液燃バーナーは屋外使用が大前提だけど、完熟訓練を済ませてメンテも自分で済ませているバーナーに限って屋内使用する事が有る。
燃料は灯油限定。
使用場所はキッチンのガス台限定。
コロッケ揚げたり
ギョーザ作ったり
扱い辛いけども使いたいんだから、結局は愉しんでるんですな、ハイ。
コメント
灯油派万歳!話がオプティますもマダマダ現役なりです。(・∀・)人(・∀・)
面倒くさいけど付き合いが長い、癖が有るけどウマが合う人って居ますよね。
こういう道具ってそんな感じでしょうかね~
そですそです。
たまーに出してニヤニヤしながら使うのです。