BFDでの野営ツーリング試走ライド

SURLY Big Fat Dummy

来月の北海道ツーリングはBFDでの過去最大積載の予定。
「何でも持てる」事と「己の脚力(スタミナ)限界」の折り合いを見つける試走第一弾。

今月は春の段階では信州にツーリングする予定だったが、BFDの納車や家族の帰省タイミングから今期は見送り。
その代わりBFDでの野営ツーリング仕様を探る試走を数回行う事にした。

予定キャンプ場は最寄りの海沿いで温泉施設も直近にある。しかも嬉しい事に通年営業。
ダラダラ走っても2時間でおつりがくる距離。


しかしどうよ、この積載量!
ダミーバッグに収めたメインパックは左右それぞれ約6Kg。
合わせて12Kg。
ん?ちょっと待てよ?4月の石垣島ではBROMPTONの積載量は13Kgであった。
なぜかここにきてBROMPTONの過積載っぷりに感心してしまうのであった。

とは言え、足す事のクーラーバッグと工具類にインナーフレームバッグ分も有るので、総積載は20Kg近くに達していると思われる。
流石に降りてからの取り回しや低速ターンには気を遣う。
あと、自転車道や自歩道につっ立っているポールの間隔。

荷物の取り付け作業だけで汗まみれになる気温だけど、走り出せば走行風がむしろ気持ちいい。
ペースは空荷状態の1割引き位。
ちょっとした緩い登りも遠慮せずにローギアへシフトしないと結構堪える。

でもね、巡行状態になれば楽、と言ってイイ程の安定感。
やっぱり北海道向きだねぇ。

目論んでいた運用順序に従って、キャンプ場最寄りのスーパーで買い出し。

15:00過ぎだったんだけど青果コーナーにカット野菜の姿は無し。玉ねぎを単品で購入。
肉とお酒と翌日のパンとジュース、炭酸水にカチ割り氷。
家から持ってきたレトルトパウチとインスタントラーメン。
まぁ、こんなもんでしょ。全部は食べないけど。

クーラーバッグに収めていざキャンプ場へ!

テント設営してから温泉だな~。その後はノンビリ呑むべぇ。
と思っていたのだけど。
明日早朝に害虫駆除の消毒を行うとかで「今日は泊まりの利用はできません」と無情に告げられる。

まぁね、予想を根こそぎひっくり返される事態にも慣れとかないとね。練習練習。
という事で、追加で10数キロ走って県境のキャンプ場へ。
管理棟へ辿り着く前にテン場を下見。モーターサイクルのキャンパー2張り。プラス2張り。
管理人さんは今まさに帰宅するところ。恐縮しながら受付を済ませる。
念の為テン場の確認をしたら、先ほどのサイトの他に管理棟の裏の芝地でもいいですよとの事。

こちらはがら空き貸し切り状態。
水場すぐそば、トイレも近し。
ココに決定。
野営の快適度は、設備の有無よりも他キャンパーの数で反比例していく法則を重視。

SURLY Disc Truckerでは持てなかったイスとテーブル。
この二つが有るととてもくつろげる。

夕方になると海風がまるでエアコン風のように気持ちいい。
今回はガスバーナーで調理したのだけど、自分のパターンだとアルコールバーナーのみでも良いかもしれない。
重くて持って来れなかったスキレットを使ってみたいんだよなぁ。
正直これ以上重くなるとキツイので、帰宅したら足し算引き算でもう一度見直してみようと思う。

寒い時期はコッヘルでラーメンとか鍋っぽいモノとか作って呑むのだけど、流石に夏場はやらない。
肉と野菜をジャッと炒めて味付するくらい。
朝も真夏にホットコーヒーなんて啜るより、冷たいフルーツジュースの方が目が覚めるよネ。

そうそう、クーラーバッグに入れたカチ割り氷は、16:00に購入して翌朝06:00にはほぼ溶けていた。
ほぼというのはまだ小さな氷片が残っていたので水は冷たいまま。
なので紙パックのジュースも冷たかったし、チョコクロワッサンのチョコも硬いままだった。
冷水はそのまま保冷ボトルに入れた。
クーラーバッグ優秀!BFDでツーリングする時の最大のアドバンテージなのではないだろうか。

 

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