取り合えず、100km走るライド。

SURLY Disc Trucker

今期の自転車道楽はそこそこ距離と高度を稼ぐツーリングと、近場の里山探訪の2本立てメインで行こうと思ってまして。
今日は100km走って身体のアンバイを見ようという思惑。

スタートはお馴染み空港緩衝公園駐車場。
平日の早朝なのでガラガラ。平日休み良いねぇ。

気温は12度前後。
天候は曇りで雨の心配なし。
風はそれなりに穏やか傾向。

ウェア選択でしばし悩む。
結局、モンベルのジオライン系アンダーにやはりモンベルのサイクルジャケット。
これで寒かったらULウインドブレーカーを重ねて、それでも寒かったらゴアのレインウェアという算段。

下はなんとクォーターパンツ。夏仕様ですぜ。
こちらも耐えられなかったらレインパンツで逃げよう。

結果的にはウインドブレーカーの脱ぎ着で凌げた。

暴風時の防雪柵も折り畳まれて冬が終わった事を改めて実感。

しばらくは毎度おなじみのコースをヒタヒタと走る。

 

 

1本目の小さなピークで小休止。
ここですが・・・

右は新道で左が旧道。
今日は旧道へ吸い込まれてみる。

何気に苔むした感じが旧道チック。

自転車で遠くの何処かへ旅するのは確かに憧れるけど、こういった地元の旧道や枝葉ルートを再認識してみるのも面白い。利便性からポンと外れた本来の姿が垣間見れるような感じ。

いつもだったら折り返す分岐をどんどん遠回り方面へシフト。
往路で50km超えないと目標の100kmに届かないしね。
毎年雪解け開通を今か今かと待つルートだけど、暖冬だったからかほぼ全て通行可能。

とはいえ若干標高も上がってきてるので、ピークの残雪量も多くなってきた。
登りでもウインドブレーカーが脱げない。
下半身は問題無し。デカイ筋肉動かしてるからね。

 

でもって、ついに県境の小さな峠まで辿り着いた。
ここはよく秋口に訪れるのだけど、春先に来るのは今回が初めてかも。

峠。
自分は自転車で競争したい訳ではないし、走った距離を自慢したい訳でも無い。
単純に旅がしたいのだ。
そして旅のプロセスとして避けて通れないのが峠。

今でこそ全国各地の商業区はどこへ行っても見慣れた看板とサービスに溢れているけど、自転車で峠を越える行為では空気の境い目みたいなモノを感じる事が良くある。
風景はもちろん、天候や気温、路や山村の佇まい、標識や言葉。

窓やシールドを閉め切って、快適な空調と音楽に委ねていると決して気づく事が出来ない空気感を味わえるこの峠越えは、自分の旅の密かな愉しみ。

ここを下ればもう新潟県。
トリップメーターが目標値になったのと、先へ行くのはもう少し気候が良くなった方が楽しかろうという事で引き返す事に。

こういう標識に安堵感を覚えるへそ曲がり。
でも、ですね。
交通量は少ないほど嬉しいのですよ。

こんな素敵ロードを堪能し。

海沿いへ出て復路開始なのだけど。
雨の心配こそ無いものの曇天模様ではテンションもイマイチ上がらず。
淡々と踏んで、道楽号へ戻って来たのと脚売り切れはほぼ同時であった。

まぁ、目標達成。
次の休日は150kmほど走ってみようかな。

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