それではスタート。まずは県道16号を北上。
今朝のキツい冷え込みあってのこの快晴。秋の日のこの流れってホント好き。
県道278号へスイッチ。
今回はGPSは持たずにツーリングマップルを眺めながらの旅である。
なんとも昭和風味な店先。
そして第一の目的地。まずは最初の目的地八幡平。
天気も良く、登りでは汗がガンガン吹き出して来るのでアウターをどんどん脱いでTシャツ姿に。
寒暖の差が大きい秋口はウェア選択が難しい。
紅葉もいいアンバイであったが、平日の為に路はガラガラ。平日休み職の数少ない利点ではある。
そして県境。秋田県へ華麗に潜入。
流石にここまで登ってくると結構寒い。
ウインドブレーカーを着込んで下りに取り掛かる。
その後はR341でJR八幡平駅へ。青森までJRワープする事にした。
輪行の楽しみの一つに、待ち時間で駅前の風景を眺めながら「もし自分がこの町の住人だったら」なんて妄想にふける事がある。
自分が自転車で旅をするのに高遠な意味など無いけど、物見遊山とはちょっと違う自己確認が有るのは確かだ。
例によって暇つぶし撮影。でもこういうショットが後になってニヤリネタになるんだよね。
おっ、きたきた。
途中、大館と弘前で乗り換えして青森へ。
2014年は「ブロンプトン・輪行・青森」が印象ワード。
例によってチェックイン後は風呂>ビール>ばたんきゅー
こんなにだらしなくなれるのもビジホ泊ツーリングの密かな楽しみ。
翌朝、早朝チェックアウト。
さっむ!駅前通りもすっかりお馴染み感が。
早朝過ぎて駅舎も開いてなかったので近くをブラブラ。
だまるさん(八甲田丸)を眺めたり、洒落た写真を撮ろうと無駄な努力(寝っ転がったり)したり。
モーリー君のお世話になって輪行開始。
最果て感がじわじわと。
県道4号線で恐山を目指す。
朝は寒くて震えてたのに、もう汗がボタボタと。
到着!おぉう!キてますなぁ。
なんていうか・・水木しげる とか つのだじろうのエッセンス全開ですがな。
そして文字通りの三途の川。ここにあったのか。
いや、あはは。
ロングライドで真夜中の山ん中走ったりするんで多少の耐性はあるけど、なんか風車くるくるはキツいですわ。
とはいえハッとする絵が見れたりする訳です。
食べようかなと思ったけど何故か遠慮しちゃった。
独特の世界ではありました。
引き続き県道4号線で薬研方面へ。素敵な路だ。
十数年ぶりに薬研野営場へ来た。
モーターサイクルのツーリングで数回利用した事が有る。
当時に比べて設備は随分と整っていた。
ロケーションも良いし人気なんだろうなぁ。テント持ってまた来ようと思った。
【2025.2.9】
薬研野営場には2018年11月に再訪して、シーズン最後の野営を行っている。
この時は自転車ではなくクルマ(FJ Cruiser)でのツーリングであった。
いずれレポート上げたいね。
大畑まで抜けて、次はR279で大間を目指す。
でっかいど~が目前。このまま渡って放浪の旅に出たくなる。
【2025.2.9】
心配しなくても(笑)その後何度も北海道へ渡っている
2018年秋にFJ Cruiserで概ね1周ツーリング
2022年初夏にBROMPTONで利尻島・礼文島
2022年秋にBFDで支笏湖周辺
むつのホテルにチェックイン。ちょっと早く着き過ぎちゃったな。
【2025.2.9】
ここからのレポートは存在せず、途中で放置していたものと思われる。
記憶の糸を辿ると・・・
まず翌日はR279で南下。
さぞかし快適な海岸線並走ラインだろうと期待したもののそれほどでも無く。
当時はまだ高規格道路も完成していなかったのと、信号の少ない生活幹線道という事であまり魅力を感じられなかった。
吹越からグイグイと海岸線に寄ってルーティングしたのだけど、ここから大パンク祭り発生。
はまなすドライブインを皮切りに3ヶ所でチューブ交換しても収まらず。
予備チューブ全滅後は、数キロごとにエア充填して北野辺地駅に逃げ込んだ。
後は青い森鉄道で青山まで輪行。
友人宅へ敗走となった。
友人からは事有る毎に「パンクするなよ~」とイジられている。
以降、コジャックからマラソンに移行するキッカケになった旅であった。