オマケと帰路と後日感

【みなみのしま編】で目的としていた行程は全て完了した。
これで帰路に着けるのだけど、帰りの飛行機の搭乗日までまだ1日ある。

要は予備日が1日余ってしまったという事。
と、いう事で石垣島の伊野田キャンプ場でもう一泊する事にした。

テントの周りに撒いてるのはアリ避け。あんま効果なかった。

伊野田共同売店で仕入れた冷たいビールを楽しみつつ、石垣最終野営を愉し・・・めると?
やはり物事はそうそう上手くいかない(笑)

夕方からグループキャンパーが登場し、夜中まで近所で騒がれてしまった。
いや、自分も「日曜だし泊まりは来ないべ?」とオートキャンプ区画近くに設営してしまったのは失敗だけど。
でも02:30まで楽器鳴らして大騒ぎは迷惑だぞ。

というオチが付いて、翌日は夜明けと同時に撤収。
空港そばのヤマト運輸さんに寄って、サドルバッグとその他不要物を自宅へ発送。
軽くなったBROMPTONに感激して、チェックインまでぶらっと走ろうかと思ったが寝不足で断念。
公園の日陰ベンチで昼寝かましてチェックイン。

いよいよ最終日は(またもや)R390を空港方面へ(何回目だ?)
でもこの風景・雰囲気とも、もうお別れ。

定刻通り石垣島を離れる。

さらば みなみのしまよ。
自分の残り時間からして再訪はもう無いが、この2週間の旅は間違いなく生涯の思い出になった。

夕方には肌寒く、冷たい雨の降る地元へ到着。
その後数日は旅の終わった虚脱感というか虚無感でボーッとしていた。

【後日感】
初の航空機輪行という事でBROMPTONを選んだが、これは大正解だった。

ただ、BROMPTONに野営道具を積んで走るというのは、自転車にも自分にも予想外に負荷の掛かるという事も実感した。数泊程度ならウケ狙いでしのげるけど、2週間はキツイよ?

あと大事な事「シュラフは不要」

結局餅は餅屋。10キロ以上の荷物を積んで走るには、その為の自転車が最適。

野営しつつ各離島を巡る、というのは石垣島ベースだと自転車では相性が悪い。
石垣島のキャンプ場はフェリー乗り場から遠いので、島巡りをするなら乗り場近くのビジホに滞在した方が断然良い。
しかも石垣から渡る与那国島、波照間島はキャンプ禁止である。野営道具はただの重り。

結局やってみて分かった事ではあるけど、キャンプ泊はスッパリ諦めてビジホ、民宿を利用して泊まり歩いた方がもっとフットワークが軽く動けた。探せば素泊まり5千円以下の宿もすぐ見つかるしね。

与那国も数日滞在して「もすら」さんに連泊すればもっと楽しめたなぁ。

目的だった「日本の最南端、最西端で愛車と共に写真撮る」は達成出来たので十分満足。


ついでに「星空を眺めて泡盛を呑む」「海を眺めてボケーッと過ごす」も果たしたのでもう完璧。

いやホント、いい思い出が出来た旅であったよ。