旅も10日目。
いよいよ最後の目的地である波照間島へと向かう。
07:50チェックアウト。
ファミマでお茶とタバコとパワーバーを仕入れてから乗船手続き。
運賃節約の為にカーフェリーを利用するのだ。
通常の客船を使うより往復で3000円以上お得。
ただしこの場合、チケット購入場所はターミナルにあらず。
荷役作業場っぽいトコロの片隅に有った。
早々にBROMPTONを積み込んで貰い、ひと心地つく。
高速船と違って客室はちょっと質素だけど、気にならないよネ。乗り込んだ人は自分含めて4名。
11:15波照間島に上陸。
島の道はとにかく狭い。
レンタル自転車やスクーターがフラフラ走り回っていて危なっかしい。気を付けないとね。
10分もかからずに「星空荘」さん着。
おばぁから説明を受けて、目の前の共同売店で飲み物を買って、散策開始!と、同時に本降りの雨。
星空荘の玄関脇(喫煙所)でしばらく待って、小降りになったところで再スタート。
集落内の路は細く、信号どころかセンターラインすら無い。
パッと見て複雑に入り組んでいる様に感じるけど、おばぁが「間違いようが無いけん」と言うので、走っていればどうにかなるのだろう。
あと、標識(手書きで味が有る)が要所で有るので致命的な間違いはしなくて済む感じ。
15分ほど走って、今回の旅の最後の目的地「日本国最南端の地」に立つ。
その後、取り敢えず一周ルートを走ってみる。
ざっくりと理解したのは、海岸線を走るルートでは無く結構内側寄り。
各浜辺等へは枝葉線でアクセスするのだね。
そしてよく目にする「集落→」の標識に従えばもれなく島内中央のほぼ各施設に向かえるという仕組みだ。
しかし暑い。
昼過ぎの太陽光線が、首筋から背中を灼け尽くす様だ。
「えーい、じゃTシャツも乾いて都合よかんべ」と触ってみると汗でずぶ濡れ状態。
2枚羽の風力発電なんて珍しいなぁ、と思ったら可倒式なのだそうだ。
どこか適当な日陰で一服すっか?と思いながら走っていたら、見覚えのある路に出て一周終了。
「星空荘」さんへ戻り、とにかくまずはシャワー。
汗でぐちゃぐちゃになったウェアを洗濯して一息つけた。
ここの部屋名は星座が割り当てられている。
部屋は質素ながら居心地が良い。お昼過ぎに木陰になる窓向きで、昼寝にピッタリ。
部屋で少し横になり落ち着いたところで、お楽しみの共同売店ショッピング。
ビールと泡盛はお約束。
外食せずにからあげ丼とは自分らしいなぁ。
見かけとは裏腹にボリューム満点で、これ一品でおなかイッパイ。
部屋のエアコンは有料式。
寝付くまでと100円使って就寝。
(4月22日)
06:00頃に起床。
昨日買って置いたチョコクリームパンを食べてゴロゴロ過ごす。
08:00に島内散策。天気は良さそう。既に暑い。
BROMPTONだと狭い路でも小回りが効いて具合良し。
昨日とは逆回りで一周してみる。
波照間ブルー!
コート盛り。
台湾が直ぐそばに見える。
フェリーターミナルのソバが気になっていたので、お昼ごはんとして食べに行く。
これが美味かった。
自転車乗って大汗かいた後って事もあったけど、スープご染みる。
麺も石垣で食べた自称自家製麺よりはコシが有って、ツルツルした食感も好み。
はー、美味しかった!
その後日陰のベンチで海を眺めていたらついウトウト。
期せずして、みなみのしま編でやりたかった事をやっていた。
宿に戻って、シャワー浴びて洗濯。
そして昼寝の続き。
夕方に共同売店で買い物して、じーまみーとうふで呑む。
日没後、外でタバコを吸いながら夜空を見上げる。星は見えるんだけど。。。南十字星ってどこ?
(4月23日)
雨音で目覚める。
05:30外はまだ真っ暗だ。
トイレに行って、外で一服。
BROMPTONは雨の当たらない場所に置かせて貰ってるけど、一応サドルカバーを付けておく。
07:00になったので、共同売店で朝ご飯を仕入れて来る。
スパムと卵焼き、野菜のサンドイッチと野菜ジュース。おいちい。
洗濯物を取り込んで、ノンビリとパッキング。
10:00前に港に向けて出発。
つーてもものの数分で着くんだけど。
適当な場所にBROMPTONを止めて、乗船券を購入し、お土産のステッカー購入。
うーん、まだまだ時間がある。
お昼前には島そば大盛りをリピート。
初めて試す香辛料ピパーチの甘辛さで豚肉の旨さが倍増!
いやぁ、ホント美味かった!
14:00今回最後の船旅出航。
16:15石垣港着。
真っ直ぐチェックインして、TVを点けて知床の遊覧船遭難を知る。
あー、6月に乗ろうと思ってたぞ。
例によって泡盛。
島巡りは完了した。
今回の旅ももう終わりが見えて来た。