(4月19日)
スマホで運航状況を確認して「大丈夫!」とは思っていたものの。
実際に窓口で「はい、今日は運航しますよ」と言われると(心の中で)ガッツポーズ。
へへっ、チケットゲットだぜー。
BROMPTONの積み込みをお願いして乗船。
今回やっと普通(?)に固定されたような気がする。
09:55離岸
座席状況はガラガラに近い。
座った席の横列は自由に使える密度。
つか、早々に横になる人も結構いる。
しばしば欠航するし、運航してもなかなか揺れる船らしく「ゲロ船」なんて揶揄されているこの航路。
でも本当にゲロ船だったのは先代の船で、今の船になってからは揺れはかなり改善されたそうで。
でも4時間という長めの乗船時間は、船酔いする人には鬼門なのかもね。
自分は生まれてこの方、一度も乗り物酔いした事が無いので御座いますよ。
そこそこに揺れる状況ではあるけど、しきりにデッキで鳥を撮影している人が数名いる。
何の鳥か聞いてみたら「カツオドリ」という鳥らしい。
珍しいのかな?
つられて撮影に挑戦。
船の近くに寄って来るという事は、周囲でエサの小魚を捕らえるのに好条件なんだろうね。
ほぼ定刻の14:00に到着。
取り敢えず本日の宿「民宿もすら」さんへ。
フェリー乗り場からほぼ一本道。
部屋は懐かしの昭和感が漂うが、当然ではあるけどキチンと清掃され不快な感じは無い。
むしろ好きよ、おっさんは安心するわー。
部屋に荷物を置いて身軽になってからBROMPTONで出掛ける。
フェリー乗り場から一度グッと登って直ぐの最西端之碑へ。
ここが今回の目的地の一つ。
目的達成。
テキサスゲートを過ぎると、お馬さんが自由に過ごしてる。
自衛隊の施設を過ぎた辺りで、なんか脚にチカラが入らない事に気付く。
念願の地に到達して身体がうわづってる感じ。
なのか補給不足なのか。実は全く別の原因だったのだけど、気付くのは後日。
比川で共同売店発見。
ポークたまごおにぎりを補給。
一息ついて再出発。
ここで道を間違ってしまい、一周するつもりがひと山超えて半周コースになってしまった。
まぁ、目的達成したし脚のアンバイもなんか普通じゃ無いし、そのまま「もすら」さんへ戻り。
BROMPTONを畳んで部屋に仕舞い、歩いて買い出し。
惣菜とビールを買って部屋で夕食。
食後の一服に表へ出ると、電子タバコのお姉さんから「タバコ吸う人いたー」と歓迎される。
今のご時世、めっちゃ嫌われるよねーなんて言いながら、しばし世間話。
空路で各島を回っているそうで「でもゲロ船は乗ってみたかった」となかなかアクティブな方だった。
「もすら」さんを予約した時は「のこり一部屋」状態だったので、たぶんだけど自分の部屋は一番不人気(?)なポジションのようであった。
というのも共有スペースとWCのそばで、夜中に誰かが用を足しに来ると音がまる聞こえ(笑)
数回起こされたけど、耳栓とか用意した方が良かったかな?
(4月21日)
05:00起床。
エアマット広げてごろ寝したんだけど、未明は冷える感じでレインウェアを羽織った。
06:00に行動開始。
乗船出来るまでの時間を使って、再度最西端之碑へ行ったり港近辺を散策したり。
08:00に乗船。
アレに見えるのが正真正銘日本の西端。
昨夜は寝不足気味だったので、良い席を確保して後は石垣島までマッタリと進む。
いやしかし、アレだなぁ。
到着して翌日戻りっていうのはナカナカに時間がない。
いくら小さい島とは言え、中1日くらいはノンビリと滞在したいものだ。
今回は週2回運航で仕方ないのだけど、時間が足りなかったなぁ。
14:00ちょい過ぎて石垣港へ到着。
今から伊野田へ行き、また明日ここまで来て渡航は面倒過ぎる。
チェックインまで何かする事は無かったかな・・・。
そう言えば今朝BROMPTONを眺めていたら、気持ち空気圧が少な目な事に気付いた。
出発前に圧チェックはしたのだが、かれこれ1週間前の話。
懸案事項のタイヤレバーの件も有るし。
不幸とは突然最悪のタイミングで起こるもので、もし帰路の飛行機に乗ろうと空港へ向かっている途中でパンクしたら、と考えたら居ても立っても居られなくなった。
明日のフェリー乗り場の確認後に近場の自転車屋さん(新栄自転車商会さん)へ。
タイヤレバーを購入し、フロアポンプをお借りしてチェック。
飛び込み初見の私に丁寧に対応していただき、有難うございました。
で、やはり2bar程減っていた。
道理でここ数日の走りが重かった訳だ。
連日の酒浸りが原因じゃ無かったんだね、と安心。
ファミマでホットドッグとシークヮーサージュースを買って、チェックインの時間まで休憩。
チェックイン後は、シャワー、洗濯、買い出しとテキパキ動き、前日の睡眠不足も有って早々に眠りに落ちた。
明日は波照間島だぞー。