1日目【たいらなみずべのみち編】

おはよう土浦

曇天で6:00にチェックアウトしても薄暗い。
雨の心配は無いのでそこは安心なんだけど。

昨夜のディナーを調達したLawson土浦駅東口店さんで補給食と飲み物調達。

もう駅前に「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の誘導標識が表示されていて迷いようが無い。

6:15のスタート。
駅前の通りはそろそろ通勤のクルマが流れ出した頃合い。
慎重に進む。

水郷橋で桜川を渡って直ぐに左折。
青羽根表示とクルマ通りがほぼ皆無の路に一安心。

水門を過ぎると一気に霞ヶ浦が視界に飛び込んで来た。


流れが無いので川では無い
対岸が見えてるので海でも無い
穏やかな水辺が広がる。

霞ヶ浦総合公園で紅葉鑑賞。

この辺もしっかり色付いて来てるなぁ。

この先、一度R125へ出て進行。
しているといきなり左折ポイントが。

気付かず行き過ぎてしまいそうな小路を辿ると
なんか魚雷のようなモノが見えて来た

予科練の記念館らしい。
時間の関係上館内へ入れなかったけど、再訪時にはゆっくり訪れたい。

そしてここを過ぎると実質的なカスイチ路が始まる。

湖面でノンビリしている水鳥達を驚かせながら
というかそれほどまでに水辺に近い路を「延々と」辿るのだ。
地味にコレが凄いと感じる。

そして道中幾度となく現れる迂回ポイント。
つまり小さな水路を渡る為にちょっとだけ遡って、小さな橋を渡って直ぐに水辺へ戻る。

ロードバイクでアベレージを稼ぎたい向きにはシケイン的な減速区間なのだろうけど
ゆっくりマッタリと進む分にはなんとも微笑ましくなるキュートなポイントだ。
小さな冒険を紡いでいくような高揚感を感じる。
空模様はイマイチだけど十分に愉しめるな、こりゃ。

大山さざなみ荘公園の東屋で小休止。
今日の走行は130km程だし、道はほぼパーペキにフラット。
前回の三陸路と同距離だけどかなりスムーズに走り切れる見込みなのでノンビリ行こう。

何か話し声が聞こえるなと思ったら、4~5人の自転車グループが通り過ぎて行った。
「あ、こういう休憩所有るんだね」
「トイレは?無い?」
「無いみたいだねー」
なんて話してたので、彼らも初霞ヶ浦なのかもしれない。

風もほぼ無風、マッタリ進行なら会話しながら進行出来る。

鹿島海軍航空隊自力発電所跡近辺の休憩ポイントで撮影でも
と駐車場端の縁石にG Lineをペダル固定してたらガッシャーンと倒れた。
車体は無事だがミラーの縁が折れて修復不能。
以降ミラー無し。
日頃からミラーに結構依存してるのでコレは痛い。

てか、G Lineは立て掛けたつもりでも意外にズルズル動く印象。
リアハブの回転が渋いので慣らしに来てるのに、要らん所で回転が良いとかどうなのよ(泣

まいったな~なんて進むと稲敷市に潜入。
概ね8:00

撮影してたら件のグループが通って行った。
この先抜きつ抜かれつな感じになるのかな?と思ったけど
古渡橋付近で休憩している彼らを見たのが最後であった。

グループ走行楽しそうだけど
気軽に停まったり予定を変えたりといった自由度が低いので、やはり自分はソロツーリングが性に合ってるな。

和田岬にて。
ぐ~っと視界が開ける展開が愉しい。

それにしてもこの水辺率はどうよ?
湖系の「○○イチ」というコースは数多有るけど、
こんなにひたすら延々と水辺ギリギリを走れるコースはちょっと無いぞ?

水辺率にも驚いたが、それは湖畔の様子が良く観察出来るという事(よそ見厳禁
で、目にするのが水鳥達。
こちらが近づくと一斉に飛び立って逃げるのだけど
中には「まぁ、悪さする奴じゃなかんべぇ?」と
飛び立ちそうな素振りだけ見せて早々に浮遊状態に戻るモノグサ君も居る。
鳥の中にも性格の差は有るんだなぁと何だか微笑ましくなった。

更に進むと大きめの橋が見えて来た。

今日走ったところでの「大きめ」ね。
R51で渡る北利根橋だ。

渡ったら側道に逸れてまた川沿いに戻ったのだけど
右手の方には「つくば霞ヶ浦りんりんロード休憩所」が有ったようだ。

取り合えず、この辺が霞ヶ浦の南端っぽいポイント。
ここから北進方向に進む事になる。

天王崎公園で補給食休憩。
ベンチに腰を下ろして空を見上げる。降らなきゃいいけどなぁ。

再度スタートした辺りからポツンポツンと雨の気配がし始め
だんだんポツポツになり
島並休憩所を過ぎた辺りからサーッと霧雨のような状態になって来た。
あぁ、こりゃレインウェアだけでも着とくか。

G Lineは現時点ではフェンダーレスなのでウェット路面になったら盛大に飛沫を浴びる事になる。
そうなってきたらレインパンツもね。

幸い北の方の空は明るく、雨もしばらくしたらほぼ上がった。
となれば脱ぐタイミングを何処に設定しようか・・・と思案しながらの進行。
程なく大きな(ホントに大きめの)橋が見えて来た。
霞ヶ浦大橋だ。と、いう事は・・・あのハンバーガーが食べられるな。
少し早い(11:00)けどお昼休憩を兼ねて道の駅たまつくりへ寄ってみよう!

道の駅たまつくりではナマズのハンバーガーが食べれるという事でコレをお昼ご飯にしようと目論んでいた。
平日なのに結構な賑わいの道の駅へ潜入。
お昼なのでセットメニューでオーダー。
してお味は?

何と言いますか魚肉ソーセージ?
大量のキャベツとソースでケムに巻かれた気もするけど、
でもま、ライド中のご飯(燃料)だから秒でお腹に収まった。
そしてコーラも瞬時で飲み切ってしまった。ライド中のコーラは異常な程にに美味い。

コレ(ナマズ)ね、この日の夕方のニュースで見たんだけど
霞ヶ浦に入り込んで来た外来種をどんどん捕獲駆除してるって。
このナマズの素材活用なのかな?

食べ過ぎず、かといって物足りなくも無いアンバイで道の駅たまつくりを後にした。

カスイチでよく目にするのが釣りをしてる人達。
なんかですね長閑なスタイルの釣り(よく分かんないけど)
みんなクルマで乗り付けて、椅子を置いてデンと構えて竿の先をジッと見据えてる。
何が釣れるのかなぁ?と思ってたけど、一台のクルマにふな釣りがどうのこうのというステッカーが貼られていたのでフナが釣れるのかもね。
割と年配の人が多い印象だけど、余生の楽しみが有るのは良い事だよね。

中には椅子に座り、道具箱や(魚入れ?)バケツも傍らに置き
だがしかし釣り竿は見当たらないまま瞑想中(?)のオジサンも居たりして
「アレはもしかして悟りを開いた達人?」
「と、思わせて釣り竿忘れたんか?」
などとこちらも想像を広げてクスッとしちゃったり。

水鳥同様、同じに見えていろいろな人生を背負った背中を鑑賞出来て興味深かった。

出発前にちょっとだけカスイチを走った方々のブログも覗いたのだけど
高低差も無く100km以上を湖畔ルートで走り続ける事が
「単調」「ローラー感覚」
と言っている人も居た。

確かにね。
土崎スタートの反時計回りだと道の駅たまつくりでおおよそ100kmに迫って来るので
疲れと同時に、似通った風景の連続に「飽き」が来てしまうかも。
自分も東浦エリア辺りは特に撮影する事も無く淡々と走っていた。
ま、今回は内装ハブの慣らしも兼ねてたから作業感もやむなしだったのだけど。

比較すると対岸も見えない広さの琵琶湖に比べると
霞ヶ浦の広さと形状は微妙にロケーションが移り変わるので、単調さも苦痛では無かった。

今回はなまずバーガーしか予備知識として仕入れていなかったけど
反時計回り後半の見どころ情報を仕入れて行けば良い休憩・気分転換ポイントになるんじゃないかな?

東浦エリアを霞ヶ浦大橋でショートカットとか東浦エリアのみを走る
という選択も出来る訳で、そういった意味では霞ヶ浦大橋の存在は位置的に大きいなとも感じた。

ゴールの土浦にいよいよ近づいて来たタイミングで、今まで何度か標識に出て来た「かすみキッチン」が見えて来た。
ご飯には半端な時間だけど、このままゴールしても時間が余るので立ち寄ってみる。

沢山のサイクルラック、店内もサイクリストを意識したお土産やメニューが目立つ。
今日一日それなりに身体も冷やされたので「ホット梅」をオーダー。
シロップにお湯入れて即出てくるのかと思ったらそこそこ(5分位)待たされた。
何か一手間掛かってる効果なのか予想以上に美味。
こういう酸っぱい系は最後には舌が飽きちゃうものだけどそんなこと無かった。
ほんわかと胸の辺りが暖められたよ。

いよいよ土浦市街地へ入って来たタイミングで整備工事で迂回。

本当にゴール直前で、しかも迂回路は今日の宿「ホテルルートイン土浦」へまっすぐ続く道。
りんりんポート土浦を訪れて、スタートの土浦駅までたどり着いてカッコ良くゴール!
と、行きたいトコロであったけど、現実はスルスルと宿方面へ吸い込まれて行くのであった。

ホテルルートイン土浦さんへは少し早い到着だったが、暖房の効いたロビーで待たせて貰いチェックイン。

本日はツインルームなのでユッタリ過ごせる。

例のごとく買い出しを済ませシャワー~晩ご飯と進み、明日は回復するという天気予報を見てから就寝した。