出発はお馴染み夕方の特急
から今回1本早い特急へ繰り上げ。
仕事終了から気持ちタイトコネクションだけど
BROMPTONの収納性を活かして実現可能なプラン。

と、思いきや粛々と動けば20分以上前に着駅するのであった。
コレは今後も使える便だなぁ。

何だかいつもと違うカラーリングだなぁと思ったら、今回の特急は編成車両が少ない。
といった事が関係しているのかな?
最初の特急は定刻で滑り出した。
目論見通りのスタートが切れて一安心。
そして今回ウェアで散々悩む。
南下するから気構える事は無いのだけど、それはそれで快適に過ごしたいとは思う訳で。
ただ初日は確実に雨っぽいので、雨対応のシューズに新品のレインウェア。
ボトムは夏タイツとカーゴパンツの組み合わせで凌ぐ事にした。
ジャージは、適当でいいでしょ。
この時期身体動かさずに夕方になって来ると流石に少し涼しいかも。ソコは我慢ね。
新潟で上越新幹線(とき332号)に乗り換え。
今回は東京まで。
指定席はD席だったので
「あぁ、窓際ね、日没まで景色でも・・」
と思ったら5列なのね(笑)
長岡から隣り合わせたのは若い女性。
今のご時世かすったさわったと変なトラブルになりませんようにと気を使ってしまい気が休まらない。
車内はほぼ満席。平日夕方なので出張帰りの会社員多し。
ビール飲んでくつろいでる人も結構居る。
羨ましいけど我慢。
19:00過ぎに東京着
毎度の事ながら究極的にごった返す構内を、案内表示を睨みながら粛々と進む。

デートに遅れそうなのか若い女性がこちらへダッシュして進行して来る。
おいおい、この荷物は中身鉄の塊よ?ぶつかったら痛いよ?血が出るよ?
なんて思いながら黎明期のアクションゲームの如くヒョイヒョイと避けながら
いやホント怪我させちゃったら申し訳ないし、
ちょっと待ちなさいよとか言われたら新幹線に遅れるしで、こっちも真剣なのよ。

東京駅で東海道新幹線へ乗り換え。
新幹線と言えば「ひかり」号だよね!っていう世代です。
折角だし駅弁も買っちゃう。

首都圏通過は平日といえどほぼ満席。
今回は窓際席だったので夜景眺めて晩御飯と洒落込めるぞ~。
だがしかし、隣に居合わせたのはまたしても若い女性。
自分から見たら世の女性の大半は「若い」んだけどね(笑)
半径50cmに赤の他人が居ると落ち着かない田舎者には辛い。
が、おべんとは食べる。
他人への気遣いは大事だけど、必要以上に引く事も無い。
こういった距離感はやはり人の多い所で養うしかないのだろう。
でも一線超えちゃって「なりふり構わない傍若無人な年寄り」にだけはなりたくないものだ。
肝に銘じなければ・・・

あ~、うんまーい。
歳取るとね、煮物とかご馳走になる訳よね。
雨の都内をスルスルと抜け静岡へ。
実はね、ハタチそこそこの頃に沼津へ数年住んでてね。
あぁ、青春してたっけなんて懐古してしまった。
太平洋岸自転車道の際は立ち寄る事になるのだけど、楽しみだねー。
ひかり号は更に西へ。
車窓から見える企業や店舗のネオン看板がノスタルジック。
自分達が「新人類世代」なんて呼ばれて社会へ出た時代よりも以前からずっと使われているのだろう。
昭和世代には強烈に旅情をそそられる。
名古屋を過ぎると空席が目立ってきた。
大阪行きだけど、そういうモンなのか。
21:40米原着。

新幹線を降りて、西口へ。
シンプルな構内構成の駅でなんだか安心した。
そして西口へ向かう人の半分以上は本日の宿「東横INN米原駅新幹線西口」さんへ吸い込まれるのであった。
今日の行程完了だ。
しかしですよ、特急・新幹線で7時間かければ琵琶湖まで来れるんだねぇ。
お昼はまだ仕事してたんだぜ?
チェックインしてシャワー浴びて。
近くにファミマは有るけど、駅弁食べたんでご飯は要らないし。
あ、そうだ東横INNと言えばお酒の自販機でおつまみも売ってた筈。
それで軽く呑むか~。

という事でやっと晩酌。
TVを眺めながら・・・お?

ネクスコ「西」日本だとぉぉ!?
あ、そうかここはもう関西なんだ。
なんて異世界感を感じれるのも旅の愉しみ。
天気予報は芳しくないけどそれはそれ。
半日でここまで足を延ばせた事に満足して就寝した。

