2日目【Tokapuchi400】

夜中からポツポツ音が聞こえてたけど
「多分エアコンの動作音だろう」と逃避解釈。

5:00起床。
外を確認。
普通に雨。やれやれ雨かぁ。
週間予報を確認して芳しくない1週間なのは分かってたけど。

まぁ、出発予定時刻からは雨は上がるようなので、悪化して行く展開ではなさそう。
北海道も先週は猛暑だったようだから、コレは恵みの雨だろう。

しかし自転車での走行となるとリスクは上がる。
持参の雨装備はフル活用だな。
紛失したリアライトの件が痛い。
本日の目的地、帯広の自転車屋さんを検索したが何処も定休日。
出発直前にリアを2灯にするか迷って1灯にしたのが悔やまれる。

ま、取り合えず腹ごしらえしとこう。

朝食に出てきた「ゆりの根」美味かった。
ネギっぽいのかと思ったら、気持ち固茹でのジャガイモみたいな食感。
通常のメシは味噌汁オカズにご飯食べる人なので、他に何か付くとご馳走感で幸せ。

てかさ、まさかこんな素敵朝食だとは思わなかったから、食堂にスマホ持って来なかったのよ。
故に画像無し。
ちゃんとスタッフの方が待機してて、客の質問等に丁寧に受け答えしていた。
普通だったら朝食なんて「作っといたぞ!さぁ食え」的なノリなのだけど
こういうトコロにキチンと人件費を割いてそれなりの人を配置させてるとか
予想以上に「良い宿」だなぁと実感した。

 

7:35出発。

小雨、である。
雨対策フル装備で正解。

今思ったけど、脱着式のリアフェンダーも持って行くべきだったなぁ。

しばらくはR236を進む。
雨の通勤時間帯。幹線道路。と条件は良くないが窮屈感は無い。
というのもまず道路・路側帯に余裕がある。
抜いていく車が余裕の車間を確保してくれる(特に大型)。
そして自動車道(恐らく無料開放?)が平行している。
といった理由で、そんなに走り辛くは無かった。

しかし自動車道も終点になり、そちら側からの車両も流入して来る大樹町辺りから混みアンバイ。

今朝のセルフブリーフィング通り、セイコマたちばな大樹店で補給調達。


ここから先は暫く補給ポイントが無いのだ。

歴舟川を渡り、道道501へシフト。
市街地を抜ければもう牧場か田園か森林が繰り返し現れるのみ。

ちょっとホラーチックに撮って遊んでみた。
実際はこんな感じね。

羊さんもいらっしゃる。

淡々と進んでR336を左折。標識にピントが合わなかったね(笑)。

思い出したように現れる標識。

歴舟橋。

何も無い道が続くR336。
信号も民家も無く、ひたすら道路。時折大型トラックが過ぎていくのみ。
ここは天国か?

GoogleMAPでは「ロケットモニュメント」と表記されているけど
スペースシャトルですよねー?

よく見てみると結構丁寧に造り込まれている。

大樹町には「宇宙交流センター」なるものが有るらしい。
何かそういう設備と繋がりがあるのかね?

当縁川を渡った直線。

ゆったりとカーブしながら進む。

豊頃町

晴れて欲しいのは確かだが、雨に煙る北海道を堪能出来るのもまた幸せだ。

霧が幻想的。いつまでも走っていたい、が本当に叶いそうな路。

アップダウンのスケールが大きくなって来たなと思い始めた辺りで海が近い雰囲気がして来た。

道道912号、長節湖。


今ルート初めてで最後の海と接触。


何か釣りをしているが、何を釣っているのだろう?

海沿いだからか風が強い。
ふと気付くと、路面が一部ドライ。


やっと雨雲ランデブーが終わったか?

十勝川。
河幅よりも河川敷か広い橋。

北海道の地名はアイヌ語に由来する場合が多い。


フムフムなるほど。

路面はほぼドライになった。
ここでレインウェアとサドルバッグカバーを外す。

そろそろトイレに行きたいなぁと思い始めたが、そういう時に限ってトイレが現れない。

昼時になってようやくセコマはせがわ豊頃店登場。


トイレを済ませて、ホットシェフのオニギリ(塩サバ)とコーラ(小)の昼ご飯。

ところで


十勝川の語源はおっぱいだったのか。
どうりで惹かれた訳だ(笑)

そして河川敷コース。
幅のある快適な路だ。素晴らしい。

こんな道幅の有る河川敷コースが延々と続くなんて羨ましい。
でもここ、クルマも走って来るのね。ホントにたまにだけど。
殆どは道幅を有効に使って抜いていってくれるが、1台だけ猛スピードでカッ飛んでいくクルマが居た。
草刈りの済んでいないカーブでいきなり飛び込んで来られたらまず避けられない。
で、ここは公道扱いかというとそうではないらしく(記載された看板有り)、事故った場合任意保険の適用とかどうなの?なんて考えてしまう。

暴走防止の路面の凸凹もっと作っちゃえ!とか思った。

道道73へシフトし、十勝中央大橋を渡って帯広市街地へ。

帯広駅へは14時過ぎに到着。
今日の走行おしまい。

駅前のおびくるでフロアポンプを借りてエア調整。
雨中、霧中走行とこなして来て、やはりリアライトが無いのは心許ないので最寄りのホムセンを教えてもらった。
自転車店は軒並み休日だったのですよ。

ジョイフルで物色。
レザインなど置いてる訳無く、猫目の廉価品のみ。
ま、仕方無いか。
呆れる程適当な造りのライトを「ロングライド、ブルべに」なんてコピー付けてパッケージしてるのを見て怒りが込み上げて来たが、こんな世の中の闇を見るのも、自分が飛行機内で落っことした事が原因。
はい、悪いのは私です。

駅前へ戻って本日の宿東横インとかち・帯広駅前さん着、するもまだチェックインまで10分ほど有る。
CHERUBIM R-2を輪行袋へ収納。
コレでジャストタイム。
15:00東横INNとかち・帯広駅前さんチェックイン。

シャワー浴びて、事前に送ったウェアに着替えて再度駅前へ徒歩で出かける。

お土産送付とセコマで買い出し。

後はダラダラと呑んで過ごした。
あぁ、だらしないったら。