1日目【Tokapuchi400】

降下を続けてもなかなか抜けられない雨雲を抜けると、いかにも北海道らしい風景が現れた。
曇天模様とはいえ、広々と展開するパッチワークのような田園風景は独特のモノ。

ほぼ定刻の到着。

正面出入り口の側にサイクルラック。
自転車組み立てもこちらで、らしい。
リハーサル通り、焦らず一工程づつ確実にこなして。
CHERUBIM R-2展開完了。

輪行バッグと工具類をコインロッカーへ。
自販機で飲み物を調達。
ロッカーの期限は3日なので、案内所で事情を説明。書類に事情と連絡先を記入。

フロアポンプも借りて通常圧まで充填!全て準備完了!

の、筈だったのだが。
なんとバーレイに付けていたレザインのリアライトが無くなっている!?
慌てて自分が歩いて来たラインを確認してみるが見当たらない。
どうやら機内で落としてしまったようだ。

うーん、買ったばかりだったし、良い値段したんだけどなぁ。
それよりスタート時点でリアライト無しとかキツイ。
一応、バッグにはオニギリ付けてるし、ヘルメットにもLEDライトは付いてるのだけど、
高照度ライトが無いノーガード感は心細い。

まぁ仕方ないやね。
明日、帯広で入手出来ないか探してみよう。

 

早速CHERUBIM R-2による北海道の実走開始。

トカプチ400の想定スタート地は帯広なのだけど、今回は帯広空港が事実上のスタート地点。

天候は曇り。気温は25℃。
長袖UVカットアンダーと半袖ジャージで丁度良い。
本日は忠類までの30kmそこそこの行程。
まずは小手調べってトコ。

だけど「わー!」って感じの直線道路が惜しみ無く現れる。
てか、こんなのは当たり前な訳ね。

そして待望のセコマ!今回初セコマ!
ホットシェフのオニギリぃぃぃ!
セイコーマートたさか店さん。


筋子が好きだけど無かったのでタラコ。
直ぐにガッついたので画像無し。
店外。店内共にゴミ箱無し。あぁ、北海道はそうなんだよね。
店員さんが「処分しますよ」と言ってくれたのでお願いする。

直線路

そして辿り着く集落。
濃厚な北海道らしさが感じられる。

昭和チック。というか昭和そのもの。

集落を出るとまた直線路。
でっかいどーってのは本当で、スケール感に余裕を感じる。

例えばグランドゴルフ場。
を見ながら走るが、いつまで走ってもグランドゴルフ場。
いやコレ下手なゴルフ場並みの広さだろ。

小学校の敷地の広さも驚愕する。
都市部に来たら息が詰まる思いであろうね。

次第に霧に包まれ始める。
遠くからゆったりと展開する霧、のようなもの。
走りながら雨かな?霧かな?と思案しながら突入。

忠類の辺りで軽く降って来た。
が、本日の宿は目前。

16:30十勝ナウマン温泉ホテルアルコさん着


予約時に自転車の置き場所を確認したものの返答無しだったので輪行袋を準備して行ったが、
フロントで尋ねる前に「自転車でいらしたんですね?そちらへ置いて下さい」と、フロント前の物置室へ促された。
冬場に貸し出すファットバイク置き場のようだった。
おぉ、有難い!助かるぜ!

歩いて5分程のセイコーマート忠類店さんで買い出し。


大浴場で温泉のヌルヌルを堪能して。
お待ちかねのセイコマディナー。

豚丼旨い!ビール旨い!

俺はこういうので良いんだよ。

和室に布団敷きってあんまり好みでは無いのだけど、とても清潔感のある綺麗な寝具で気持ち良く眠れた。