プロローグ【Toyama Bay Cycling Route】

旅のスタートは夕方の特急から。
佐渡へ行った時と同じ便。
休日の前日は半ドン。この半日は有効活用したいよね。
故に有休使わずに南下といえばこの特急一択。

先週梅雨入りしたはずなのに、こんなに晴れるとは思わなかった。
プラン作成時は「梅雨時期だから降らなかったらラッキー」程度の認識だったのだが・・・。
一つ向こうのホームへ階段使って超えるだけで汗だく。
ベンチに腰掛けてると通り過ぎる風が心地よい。

今回は出来るだけ先へ進みたい事もあって、近所のスーパーで弁当を買い込んでの乗車。

予定通りの進行でもチェックインが21時を超えるので、晩酌はともかく夕ご飯は車内で済ませる作戦。

今回はNATIONAL CYCLE ROUTEという事も有って期待はかなり高まっている。
サイクリスト目線でのインフラ整備、地元の温度感、初めて訪れる地。

そして

これ(笑)

富山といえば魚の宝庫。
魚と言えばですね
30年勤めた会社を退職してフリー (笑)時期に、1年だけスーパーの鮮魚コーナーで仕事してた事がある。
仕事と言うか社会見学みたいなノリだったけど、色々教わってすっかり魚ファンになった。
富山は魚の宝庫って話は聞いてたので、どのみち一度訪れなきゃとは思ってたのだ。

新潟から上越新幹線へ乗り換え。
次の乗り換えは2駅先なので席は取らずに自由席乗車。


デッキに突っ立って過ごして、長岡で信越線へ乗り換え。
ここでやっと本日の目的地「直江津」の文字を見てまずは一安心。

長岡からは各駅で進行。
定刻の21時前に直江津着。

本日の宿は駅の目の前。
当初SURLY Disc Truckerでの輪行を想定していたので、2日間とも駅から一番近い宿を取った。
いやコレ楽ね。
探す手間も移動の手間も最短。ホームに滑り込む前にホテルの看板見えてたわ。

GoogleMAPでリサーチして分かってはいたけど、
この時間既に目ぼしい店舗は閉まっちゃって、軽く食いっぱぐれ状態。
コンビニも無し。

チェックインして
シャワー浴びて
ホテル内の自販機で缶チューハイ買って
家から持って来た乾き物のツマミで呑んで
とっとと寝た。

明日も始発で輪行移動だからねー。
寝坊してられない。

直江津ってーのは、確かSR600絡みで縁が有ったトコロ。
最初のSR600KNをDNFして帰路途中に泊まった(もしかして今回と同じ宿だったかも)のと、
リベンジした時に折り返したのもやはり直江津。


土砂降りの関田峠はキツかったな。
などと回想しつつ眠りについた・・・。

 

 

明けて6月19日

4:15にはチェックアウト


今朝の朝食、準備してなかったので朝飯抜き(笑)

駅は目の前だから徒歩1分で到着。
発券機も待合室もまだ開いていない。
ので駅の掲示物など見て回る。


サイクルトレインとかも利用してみたいけど、時間的に合いそうに無い。
むしろ利用する為に行程を組んでみるのもアリかもね。

始発は1両編成。


トンネルが多いなぁ、トンネルの間に駅って感じ?
と思ってたら、筒石駅はトンネル内の駅であった。

垣間見る海沿いの生活風景や、山沿の清流のある原風景に心を和ませる。
なんて事ない風景だけど、初めて見るのにいつか見たような安心感を覚える。
こんな風景をただ見て回る旅も良いかもな。

自転車にはガチの難所(と言うかまだ通れるの?)親不知もトンネルで通過。

6:15には県境に最も近い駅、市振へ到着。


快晴で風もほぼ無風?言う事無し。
BROMPTONを展開して(一応)ルートデーターをサイコンに読ませて、後は
そうそう、昨日はあんま食べてないけどお腹のモヤモヤもスッキリしとくか。
と思って入ったトイレは懐かしのボットン式で紙も無い。そして感動的に汚い。
昭和式に抵抗の無い自分でも流石にコレは無理。


諦めて出発。

暫くはR8を進むのだけど、1kmもしない内に道の駅が見えて来た。
ラッキー!WCへ飛び込んで、完全なスッキリ状態で改めてスタート。

早朝でもR8はポツポツと大型の往来が有る。
もう自分にとっては一桁国道は自転車で走る道では無いな。

県境、富山入り。


同時に本日走る「富山湾岸サイクルルート」の標識が。

さぁ、いよいよNATIONAL CYCLE ROUTE【Toyama Bay Cycling Route】のスタートだ!