こういった銘板に旅情を感じる昭和生まれ。
最近はほら、電光掲示板ですら古くて液晶モニタでしょ?
でも、ですね
古いモノに懐かしさを覚えるのは各自の価値観であって
こういった公共設備はどんどんアップデートするべきだよね。
記憶の哀愁は移り変わる事でしか生まれてこないのですよ(ドヤ顔
それにいつまでも古い設備のままだと
「JR北海道儲かってるんとちゃうのか~?」
というツッコミがですね・・・
アレ?
閑話休題
今日は稚内までの移動日。
飛行機ならあっという間だけど、JRだと1日かかる。
やはり北海道は広いのだ。
因みに自転車だと必死に走っても数日は必要。
スタートは07:37発の札幌行きからね。
近いうちに北海道新幹線は札幌まで伸びる筈。
そうなると稚内行きの輪行内容もまた変わるんだろうな。
長い距離の移動なので、車窓から窺える天候はそれなりに移り変わる。
車内からの切り取った風景を見ていても、やはり北海道の大地感は伝わって来る。
乗り換え数回。
旭川での乗り換えで、同ホームに居た1本前の列車に乗っちゃって(笑)
必死にリカバリして、乗るべき列車には発車チャイムと同時に飛び込むというスタントを演じつつ・・。
最北の駅へ。
旭川での一件で、お弁当どころか飲み物も買えなかった(旭川~稚内間は本日の最長乗車時間)。
どいう軽い拷問を受けながらの最果て入り。
でもそんな事はどうでもよくなる様な案件が・・・
「寒い」
のである。
ホントに寒い。
どのくらい寒いかというと、BROMPTONを展開して走り始めた瞬間に
「いや、コレ完全にウェア選択間違ってるから!」
とセルフツッコミ入れる位に寒い。
フィンガーレスグローブの気温じゃないって。
せめてもの救いは本日の宿「ホテル 美雪」さんが駅直近であるという事。
いやホント焦った。
当然だけど、出発前は何度も気候・気温のチェックを行ってウェアや装備選択を行っている。
そして予想よりも悪い方へマージンを取って最終決定しているのだけど・・・
マズい事に装備かき集めてもギリレベルって感じ。
グローブは完全に対応外。
焦ったが腹減ってる事も思い出した。
ま、取り合えずセコマで旨いもん買って来るべ♪
セコマ謹製「ザンギ丼」
ご飯より多いのでは?と思う程のザンギのボリューム。圧巻で御座います。
「ホテル 美雪」さん
十代の頃の彼女の名前か?とギクッとしたけど(笑)
今風ではないもののキチンと綺麗で落ち着ける部屋であった。
スタッフさんの対応も丁寧。
設備は決して新しくない分、客目線の工夫で快適に過ごしてもらおうという配慮が感じられた。
因みに、後日稚内でもう一泊するんだけど、
その時泊まったホテルは築年数がほぼ同じながら「アッチャ~!」って感じの宿であった。
宿ってたとえ一晩でもそこで生活する訳だから、経営者やスタッフの姿勢や意識をハッキリ感じちゃうよね。
なんて思いながらザンギ丼をモゴモゴ頬張り、TVの気象情報を眺めていた。
「今日の道北は記録的な寒波の襲来で、この寒さは引き続き~」
・・・え?